あおの世界は紫で満ちている

自分の趣味にどっぷり沈み込んだ大学生のブログです。歌舞伎と宝塚も好き。主に観劇レポートなど。

観劇レポ

混沌ハムレットの感想

はじめに 基本情報 感想 全体を通して Aチーム Bチーム まとめ おわりに はじめに 私は普段、小劇場に行くことや地方劇団を見ることはあまりない。「普段」というのは相対的な話で、月イチペースで観劇遠征をする私にとって、3ヶ月に1度あるかないかの小さな…

下書き供養2022年の遺物編②

2022年10月9日 宝塚大劇場 雪組公演 蒼穹の昴 ソワレ はじめに ムラはやっぱり、特別な場所だ。 2015年12月某日、雪組の『哀しみのコルドバ』を初観劇して以来、緩やかな在宅オタとなった私はこの度、ヅカオタ研8にして初めてムラに足を踏み入れた。 「ムラ…

下書き供養2022年の遺物編①

下書きに眠っていたけど、これもう続き書けないや…ってなってしまったレポを放出します…ごめんなさい… みんな我が子ーAll My Sonsー観劇レポート 『みんな我が”息子”』 2022年6月7日(火)ソワレ:18時開演 2022年6月7日(火)ソワレ:18時開演 私は期待を胸…

『サカシマ』つまり道理に合わないこと、背くこと、あえて外れること

はじめに このブログを読んでいる人の中には、リアルの私を知っている人も多い。だからあえて公言するが、私は大学で演劇部に所属している。まあ、こんなにも観劇に勤しんでいる様子を眺めている読者様方なら、そう驚くことでは無いかもしれない。 さて、今…

2023年六月大歌舞伎 (後編)

はじめに さて、大本命の夜の部『義経千本桜』の木の実、小金吾討死、すし屋、そして川連法眼館。演目発表された時、飛び上がらんばかりに喜んだ仁左さまのいがみの権太だ。 私は片岡仁左衛門を観るために東京と関西を反復横跳びしていると言っても過言では…

2023年現場初め

明けまして(2ヶ月が経過し、もはや3月ですが)おめでとうございます! 今年も元気にオタクをしていく所存でございますので、本年もよろしくお願い致します。 さて…… 2023年は、4日から授業に追われ、部活の合間を縫って泣きながら課題を片付け、徹夜で勉…

バイ・バイ・バーディー 2回目の衝撃

2022年11月5日『バイ・バイ・バーディー』17時30分開演 初見直後の感想はこちらからどうぞ aoino-sabu.hatenablog.com で…ですね……いやぁ………正直めちゃくちゃびっくりしました………だって格段に上手になっていたんだもの!!! 「わぁこのジェンヌさんまた歌が…

バイ・バイ・バーディー 初見感想

2022年10月22日 『バイ・バイ・バーディー』 KAAT神奈川芸術劇場17時30分開演 バイ・バイ・バーディー(スペシャル・プライス) [DVD] ボビー・ライデル Amazon 私はミュージカルが好きだ。舞台が好きだ。小さい頃からお母さんに連れ回され、おばあちゃんに手…

松竹座 七月大歌舞伎の感想

(以下敬称略) 2022年7月15日16時30分開演 前置き 『堀川波の鼓』 『祇園恋づくし』 前置き この公演のチケットを取って正解どうか、自分の中で葛藤があった。 『第30回 関西・歌舞伎を愛する会 七月大歌舞伎』 贔屓がたくさん出る。演目も悪くない。何よりも…

新橋演舞場 陰陽師-生成り姫- 感想

2022年3月9日ソワレ チケットをもぎり場内に入る。 パンフレットを購入し、半券を片手に席を探す。上手の桟敷席に近い8列目39席。初めての1桁列に胸が高鳴る。 荷物を置き、席に座る。 高鳴る鼓動を抑えつつ羽織を脱ぎ、双眼鏡を用意してパンフレットに目を…

MURDER for Two マーダー・フォー・トゥー感想

2022年1月26日(水) 18時30分〜 grooveコン以来の現場、そしてエンカ。Oslo以来の舞台。前日から胸が高鳴っていた。 柄にもなく丁寧にネイルをし、精一杯の一張羅を身につけ、なれない化粧を施して向かった森ノ宮ピロティホールはなんだかとても輝いて見えた…

Osloの感想

大遅刻どころの騒ぎじゃないですが…備忘録として書き留めておいた観劇の感想をブログに流します。 まずは、私的初現場である2021年3月20日『Oslo』の感想から。 2021年3月20日 開演前から足が震えていた。幕の向こうに坂本くんがいる。そう考えただけでドキ…

二月大歌舞伎第二部の感想

2022年2月24日二月大歌舞伎 第二部 歌舞伎座。 TheGINZA歌舞伎座。 夢にまで見た本物の歌舞伎座。入場前から胸が高鳴った。 チケットを握りしめ、入場。筋書きを購入し、あらすじを予習する。 舞踊は事前にあらすじを理解しておかなければ物語を追いづらい。…